DX支援事例

分散するデータ群の集約と解析のためのRPA等による自動化

支援先:萩尾高圧容器株式会社

2024年3月26日掲載

<会社概要>

 事業内容 各種LPガス容器、バルク貯槽、フロンガス容器の製造・販売等

 設立 昭和36年7月

 資本金 5,000万円

 従業員数 52人

<課題>各部門の業務について市販あるいは独自のソフトウェアを導入して業務管理を行っているが、それらは分散・独立して運用され、業務完了後データも個別に存在している。蓄積されたデータの集約化と解析等の利活用が必要であるが、一部には集約されているデータもあるが実現されていない。

<支援内容>DX化伴走支援事業(新居浜市)」への採択を受け、約半年間伴走支援を実施した。基幹システムへのデータ集約のために現状把握を行った後、市販のRPAの情報収集を行った。それらから4種のRPAを選定して実際の動作試験を行った。自社で導入済みのそれぞれの市販・独自のソフトウェアとの相性を評価した。その結果、下記のRPAを導入することとなった。

<導入するデジタル> Microsoft PowerAutomate

<今後の予定>社内でもRPAの理解や導入意欲が高まり、本ソフトウェアの導入を通じて業務効率向上を目指す。自動化を行う上で業務フローの見直しも必要となるため、省人化・効率化だけでなく社員の意識改革にも期待。将来的には様々な情報を集約することで市場動向を解析し、受注予測や工場稼働予測まで結びつけていきたいと考えている。